先日、料理研究家の仲間と、田町東口徒歩3分のイタリア・ピエモンテ料理の店、リストランテ ラ チャウに行きました。
ラ チャウとはイタリア語で「鍵」という意味。お客さまの心の鍵を開け、美味しい料理で笑顔になってもらいたいという願いがこめられているらしい。
この日は、イタリア料理研究家の幹事がシェフとお知り合いということもあり、アンティパスティ4品、プリモ3品、セコンド2品、デザート、カフェというゴージャスなフルコースを出していただきました。
勉強会も兼ねたこの食事会のテーマはイタリアの“泡”。
イタリア料理研究家RIKOさんのレクチャーを聴きながら、シェフのピエモンテへの愛が溢れる郷土料理に舌鼓を打ちました。
この日出していただいた”泡”。
カジュアルな食前酒として好評のヴェネト州プロセッコのフリッツァンテ(軽い発泡性のワイン)、
シャンパンのような高級感のあるロンバルディア州フランチャコルタのスプマンテ(3気圧以上の発泡性のワイン)、
エミリア・ロマーニャ州のバルサミコ酢を作っている家が作っているというランブルスコのロゼ(量産でき、戦後大量にアメリカに輸出され『アメリカンコカコーラ』と呼ばれたことも)、
お馴染み有名スプマンテのフェラーリのマキシマムロゼ。
この中で1番好きだったのはフランチャコルタ。こまかい気泡がしっかりと立っていて、甘くないのが私好み。

料理10品にはこの店のスペシャリテ、アニョロッティ デル プリンも含まれていました。

パスタのまわりのワラの香りのいいこと!肉・野菜のペーストを切手大の生地にはさんだ素朴で優しいパスタの味わいと、湯通ししたワラの香りのマリアージュ。うーん、美味しい!料理の中の香りって、美味しさを感じるための大切な要素であることを再確認しました。

「フォアグラのソテー、エスカルゴのパイ包み焼き 果実のサラダ」などエレガントで贅沢な皿も含むコースに、泡4杯、ピエモンテチーズに合わせた美味しい赤、GATTI PIERROのVERBEIAまで出していただいて、1万500円。夜なのに、内容に対してとてもリーズナブル(過ぎる)。申し訳ないくらいです。

イタリアの気取らない系リストランテがそのままワープしたようなレストランには、テーブル席以外にもカウンター席、外のテラス席があります。これからの季節、お外もいいかも。
隣のおじ様たちのグループが飲み直しを次の店に行かず、グラスを持って外テーブルに移っているのを見て、ちょっと素敵だなと思いました。
ワインの品揃えがよく、ワイン好きにはたまりません。
イタリアに行かなくても、本格地元イタリア料理が食せる店。
田町東口にこんな使い勝手のいい店があるとは知りませんでした。
今夜はイタリアンと美味しいワインで気のおけない友達とワイワイやりたいな~なんてときに、ピッタリ。
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素敵なお料理 うれしいですね