1月はお雛様、お正月、様々な慶事のお祝いの席に自信を持って、お出しできる日本料理コースをレッスン。
伝統日本料理の手法を学んで、大人な女性としての品格をアップしましょう。
寿司はモダンなニュアンスも含め、最後のデザートは季節と洋を取り入れ、
最終的に現代日本人の舌が大満足する内容になっております。
1品目は「本格海老しんじょ椀」

華やかごちそう椀といったらやっぱりしんじょが椀だねのお吸い物。なかでも海老しんじょは食感、彩り、味わいの3拍子そろっています。
丁寧に出しをとった吸い地。甘鯛のすり身と海老がコラボし、ぶりぶりした海老の触感が何ともいえず美味しい海老しんじょ。季節野菜の椀づまや青味。庭から朝もいだばかりのへぎゆずの吸い口が香ります。
「しんじょのお吸い物、作るの憧れだったんです」「出しが美味しい」「海老のぷりぷり感がいい」と皆様、大変喜んでいらっしゃいました。
海老は全部をすりおろすとのっぺりしてしまうので、どのくらいの粗みじんを残すのかが美味しさのポイントです。
海老による自然なほんのりしたピンクが、お雛様にもぴったり。
2品目は「富貴よせ」

才巻海老の旨煮、鶏団子、三色手毬麩、里芋の亀甲煮、梅人参、花れんこん、松葉ごぼう、しめじの彩り豊かな炊き合わせ。
「家庭画報の表紙見たい」と写真撮影した後のお食事では
「ひとつひとつが完璧に美味しい」「火の通りがちょうどいい」「最高に美味しい」「まさに私が好きな味」と大変皆様のお口に合ったようでした。
今回はお雛様がテーマということで古伊万里の大皿に盛り付けましたが、お重につめれば、おせちにもぴったりです。
目でめで、舌で味わい、日本の繊細な味の美意識を心から堪能いたします。
8素材それぞれがその素材に最適の煮汁で煮ているので、その美味しさのグラデーションと調和が何とも贅沢な味わいです。
3品目は「モダン寿司」

有頭活き車海老をさっとゆでて甘酢につけたお寿司、穴子は穴子を煮た煮汁を煮つめた濃厚たれをかけたお寿司、黒毛和牛サーロインをさっとあぶったお寿司、ノルウェーとろサーモンのあぶり寿司、菜の花のお浸しのお寿司。
「ひとつひとつが美味しい」「贅沢なお寿司」「好みのすし飯」と喜んでいただけました。
最初は「何でこんなにすし飯が小さい一口大なのですか」と言ってらした皆様もお食べになると、
「なるほど、すし飯が小さいから、上の具材の味わいがよくわかるんですね」「満足感があるのに、へんにお腹がごはんではらないのがいい!」とおっしゃってました。
ご飯でお腹を大きくするのでなく、牛や、車海老、穴子やサーモンの上質な美味しさを堪能していただきたく、
そしてその演出を助けるのが小さいポーションのすし飯なのです。
具には火が入っているためお寿司であっても食後感に生々しさがなく、美味なお肉もあるので現代日本人としては満ち足りた気持ちになるお寿司です。
デザート「あまおうティラミス」

「デザートも美味しい!」「苺のソースがフレッシュ感があって美味しい」とこれまた最後まで喜んでいただけました。あまおうの酸味と糖度を活かしたソースがその下のティラミスクリームとよくマリアージュしています。一番下にはソースを吸った生地があり、3層仕立ての美しさを楽しみます。スプーンで一番下までザクっといって、3種の味わいを一度にお口に運んでそのハーモニーをお楽しみいただきます。お料理がかなり和なので、最後はこういうのが食べたいんですよね。雛祭りにふさわしいデザートです。
「内容の濃いレッスンでした」とご満足いただけてよかったです!
やはり、日本人に生まれたからには、こうした本格的な日本料理を自分で作れるというのは喜びですよね。
皆様の人生の慶びの食卓を飾ることができれば嬉しいです♡
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