こんな「漁師のパエリア~つまり魚介を堪能するパエリア」を食べてみたい!というイメージを具現化したパエリアをメインに組み立てた今回のスペインコース料理。
前菜2品、メインパエリア、デザートのコース料理に、厳選した肉、野菜、魚介、果実をバランスよく配して、それぞれがビンゴ!な味に仕上がっています。
丹波の地鶏である黒鶏を使ったアヒージョ、旬の野菜がたっぷり入ったガスパチョ、魚介(海老、イカ、きんき、ムール貝、魚の出し)をたっぷり使用したパエリア、、イチジクを丸ごとコンポートしたデザートなど、舌だけでなく体が真底満たされて嬉しがっているのがわかります・・・
1品目「丹波黒鶏、新じゃが、マッシュルームのアヒージョ」


スペインバルなどでは小さな鍋で供されるアヒージョですが、エリゼでは大きな土鍋でご提供。アヒージョをゴージャスな大皿料理として楽しんでいただきます。元気に飛び回っていただろうことがわかる、ぷりぷりの丹波地鶏は美味しい下味でマリネしておいたもの、それにほくほくの皮つきの新じゃが、ソースに旨みを出してくれるとともにそれ自身も美味しいマッシュルーム、これら3食材が一体となって、それは美味しいこと!オリーブオイルのソースににいろいろな旨みが出て美味しいので、それらも皆様パンでぬぐって完食です。「ソースがすごく美味しい」と、もう、前菜1品目から、満足、幸せムード全開です。ついつい白ワインが進んでしまいますね。
2品目は「10種野菜&ハーブと2種出しのガスパチョ風冷製スープ」

「体のなかが浄化されるような気がします~」「ヘルシーで、しかも満足するお味で美味しい」と喜んでいただいたこのスープは、刻むだけ、混ぜるだけと手順も簡単で、夏の暑い日にうってつけの冷え冷えな美味しさです。スペインのエクストラマドゥーラ地方のガスパチョはミキサーにかけないのですが、それをベースにエリゼ風に仕上げたスープです。現地は水を使うところを、旨みは2種の出しからとり、旨みと野菜の清涼感が旨くマリアージュして、それは美味しい、思い出しただけでも、唾液がでてきます。
3品目は「スペイン風ブイヤベースで炊いた漁師のパエリア」


「人生で食べたパエリアのなかで一番美味しい」「スペイン料理店のパエリアより美味しい」と皆様に大変喜んでいただいたパエリア、味を追求して研究したかいがありました!パエリアは米を炊くスープが美味しいかどうかが肝。スペイン風ブイヤベースに使える魚の出しを魚のアラや香味野菜、調味料、リキュール等でとり、それで炊いたお米の滋味深い、臓腑からしみわたる美味しさです。上にのっている具材ひとつひとつにも、それぞれの美味しさを最大限に引き出す工夫をしてあります。具材も美味しい、アルデンテのお米も美味しい、それが理想のパエリア。「エリゼのパエリアは、現地スペインで食べたパエリアより美味しい」と最大級のおほめをいただきました。
デザートは「イチジクの赤ワイン煮 ヴァニラアイスクリーム添え」

「デザートまで美味しい、全部美味しい!」「大きなイチジクが丸ごと入って贅沢~」「イチジクって苦手だったけれど、これはすごく美味しい」「今まで食べたイチジクのコンポートの中で一番美味しい」と大好評デザート。赤ワインのサングリア風ソースはフルーティーで美味しく、それをスポンジのように吸いこんだイチジクは、超美味。この柔らかくしみ込んだ感はイチジクならでは。それでいて、イチジク特有の癖が消えているので、イチジクの最上の食べ方ではないかしらと思います。イチジクもソースもヴァニラアイスクリームと合うんですよね~。思い出しても、また食べたくなります。
「おごちそうをありがとうございます!」「楊貴妃になった気分」と皆様にご満足いただき、私も幸せ。
おうちでも作って差し上げて、ご家族やご友人に喜んでいただいてくださいね・・・
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