1、2月冬の新作中華コースはおもてなしによし、普段の夕食に一品とりいれてもよしのお役立ち内容。
そして美と健康によい食材をふんだんに使ったアンチエイジング中華でした。
先日初回レッスンの様子は・・・
1品目「タラバ蟹と卵白の金華ハムスープ」

ボイルタラバ蟹の上手な解凍方法をご説明しながら、ぼろんぼろんと立派なタラバ蟹肉を殻から外し、贅沢にふんだんに使ったスープです。金華ハムスープの旨味と、タラバ蟹の旨味でさっぱりしながらも、コクがあるスープに仕上がっております。
上質素材を使ったザ・極旨スープ。量もたっぷりで、
皆様「もうこれだけで満足~。お外のスープだと小さいお椀にちょっぴりで満足できないのよね」
私も常々レストランでスープを飲むたびに、
味をしっかり把握するためにも、もっと飲みたいのに・・と不満がたまっていますので、
これくらいは飲みたいわよね、と思うまさに理想をお出ししております。
多すぎても、少なすぎてもだめ。味わって満足して、次の料理をまた期待できる量が理想です。
スープで少し蟹肉を煮ますが、そのまま食べて美味しい蟹なので、トッピングは取り分けておいたものを載せましたよ。スープと一体化した蟹、それからトッピングのぶっくらしたそのままの蟹2パターンをご堪能いただきます。
豪華かつ簡単な料理なので、思い立ったときに作れますし、おもてなしにお出ししても喜ばれることと思いますよ。
2品目は辛いもの好きにはたまらない「鶏肉の赤唐辛子と花椒の香り炒め」

中国料理名の意味は、「唐辛子の山に分け入って鶏を食べたら、あまりの辛さに思わずひい!と声が出た」。
中国で食べると、赤唐辛子:鶏肉が9対1くらいで出てきて、赤唐辛子のなかを一生懸命箸でつついて肉を探すようなお料理です。日本の四川料理店ではさすがに、そこまで赤唐辛子は多く使いませんが、半々くらいでしょうか。
でも、見た目ほど辛くはないんですよ。赤唐辛子はもちろん食べません。
このお料理、私、大好きなんです!極度に辛いものを私は食べられませんが、ツボを得た辛いものは好物です。
唐揚げだけで食べても、しっかり旨味のある下味をつけてあり、あっさり、からりと揚げてありますので美味しいのですが、そこに
豊潤な赤唐辛子の香り・刺激的で丁度よい辛さ、花椒の香りとうっすらした痺れも加わって、
魅惑的なお味に仕上がっております!
辛いだけでは浅薄なお味ですが、辛さに深みがあり、肉に旨味がしっかりついているので、味が重層的で深い。
赤ワインがメチャ合います!この日はメルロー&カベルネソーヴィニヨンのボルドー、CHATEAU LARRATでいただきました。美味しい!
エリゼでは、おうちレストラン料理をお教えしておりますが、
これはおうちBAR料理にもなりますよ。
美味しいチーズや、生ハムや、カプレーゼなどと、
このお料理をリビングテーブルに並べ、赤ワインを飲みながらソファでゆっくり食べると、
料理が美味しいこと、そして赤ワインが美味しいこと。グラスが進みます。
この料理を水やお茶で食べるのは無理というもの。
生徒さんたちはこの料理をお食べになるのは初めてとのことで、大感動なさっていらっしゃいました。
お箸で突っついて大量の赤唐辛子の中から鶏肉を取り出すのは、新鮮な食べ方ですので、
「美味しいし、食べてて楽しいお料理ですね!」と喜んでくださいました。
この料理は本当に、「食はエンターテインメント」と思えるお料理なんです。
冷めても美味しいしので、時間かけてワインとちびちび食べるのにもむいてます。
また、小さいお子様がいらっしゃる場合は、
赤唐辛子と炒め合わせる前の唐揚げを子供にあげて、
大人は赤唐辛子炒めを食べればよいので、ご家族で楽しめます。
大人は唐揚げがいくら美味しくても、どこか飽きていますよね。こんなときめきの変化球があるんですよ。
3品目は、「美味しいチリソースの作り方を教えてほしい」との生徒さんのご要望に応じました
「大海老の本格チリソース」

天然ホワイト海老の特大サイズを使用、殻付きで作ったチリソースです。殻付きで作った方が、殻の出しが出ますし、身が縮まりにくいし、断然美味しいです。ジャーレンで一回油通しし、それを、たっぷりのニンニク、生姜、ネギの入ったソースで煮ます。チリソースは、ソースのお味が命ですよね。色々隠し味や香りづけをいれたソースはたっぷり目に作って、白いご飯と召し上がっていただきます。今回は、香菜をトッピング。最初は香菜をつけないで食べて、後で香菜とともに食べていただきます。すると、中華→アジア料理の変化を楽しめますよ。
香菜ひとつでびっくりするくらい、変わります。
「先生、お味がちょうどいい塩梅です。バランスがいい」と喜んでいただけました。
辛いお料理の後なので、ご飯とほんのり甘いソースが舌に心地よいですね。
ジノリの大皿に盛りつけられた大海老はとてもゴージャスで、おもてなしにもぴったり。
普通、杏仁豆腐をおうちや一般的なお店で作ったりする際、使用するのは杏仁霜という杏仁パウダーだったり、
牛乳にアーモンドエッセンスやアマレットを入れて作ったりしますが、
一流レストランでは杏仁という杏の種のなかの核から作っています。
杏仁さえ手に入れば大変でもなく作れますので、おうちでも本物杏仁豆腐を作りませんか。
香料など一切使わないのに、香り高いとろふわ杏仁豆腐をレッスンいたしました。

昔は寒天を使ってツルッと固いひし形のフルーツポンチタイプが杏仁豆腐でしたよね。
今はとろっとしたプリンタイプのものが通常ですし、人気です。
とろふわ杏仁豆腐に望むことは、さっぱりしていて甘く、香りが高く、とろんとした食感だということ。
それを具現化した杏仁豆腐を作りました。
さわやかシロップもつけて、あっさり、召し上がれ。
杏仁は美味しいだけでなく、喘息・咳によいという効能もあるということです。
トッピングには、キウイやクコの実。杏仁豆腐のミルク味にはキウイの酸味が合いますし、クコの実の小さいアクセントもよいですね。キウイはビタミンCが豊富ですし、クコの実には血圧や血糖を下げ、抗脂肪肝作用、アンチエイジング作用があるといわれています。
さっぱりと美味しく食事をフィニッシュできて、しかも美容によいとなれば、女性にとって大変ありがたいデザートですよね。
デザートも終わり、生徒さんのお楽しみは最後のエリゼオリジナルブレンド花工芸茶での一服。花開く工芸茶のみならず、バラ、ジャスミンの花、クコの実、龍眼・・・10種位入って、深い味わいと品のよい甘みのあるお茶なんですよ。ガラスポットの中で次々開く花に生徒さんの「わあ!」という声。「このお茶を飲むと、ハーブティーなんてお湯みたいよね」「体にいい感じがする」などと喜んでくださいます。紅茶よりも、女性のお茶会にむいているお茶ではないかしら。水中花のごとくテーブルを彩ります。
新作中華料理コースは赤唐辛子で新陳代謝を促し身体を温め、ニンニク、生姜、ネギなど体によい食材もたくさんとり、抗酸化作用の高さで注目の赤色色素・アスタキサンチンを豊富に含む蟹や海老をいただき、ヘルシーで美しくなる中華料理でした・・・
2月これからこのコースを受講なさる生徒さんたちもお楽しみになさってくださいませね☆☆☆
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