12月30日のみそか、築地で年始年末のお買いもの。
相当大変そうですよね。
確かに場外市場は押しあいへしあいだけれども、場内市場はそうでもなかったですよ。
あちこちから走ってくる食材を運ぶターレにひかれないように気をつければ大丈夫。
一般人は場内に入っちゃいけないと思っている人もいますが、大口買いプロの邪魔にならないように9時過ぎくらいに行くのがお薦めです。
大江戸線築地駅から2,3分で築地市場正門。まっすぐ入って行くと場内市場があります。
10時くらいから大掃除に入るお店もあるけれども、
私が到着した9時過ぎ、まだ最後の品を売りつくそうとしているお店が結構ありました。
普段スーパーやデパ地下ではお目にかからないような、素晴らしい魚介類。
まるで宝探しをしている気分でした。
鮮度の高いよい食材は、遠くからでも、ピッと目にとまります。
これが戦利品の数々。

なかでも、秀逸だったのが大トロのブロック。
美しく差しが入った大トロは予想にたがわず絶品でした。
これこそ一期一会。一目ぼれをして、6300円というお値段に一度は立ち去りかけたのを、
また引き戻して買ったものです。
脂が多すぎてときには苦手な大トロですが、ものがいいと、全く気持ち悪さがなく、
上品な脂がじゅわっとお口に染み出て、いくらでもいただける感じ。
手巻き寿司にしていただきましたが、絶品です。お寿司屋さんで食べたら一貫千円以上するでしょうね。
海苔も大事な要素です。
場内市場手前の魚がし横丁の丸山商店で買った「こんとび」のなかでも最高級のブルーの海苔を使いました。
青海苔が少し混じっているので、香りがたち、お寿司の格が上がります。
もう、年始年末なのですから、最高級の食材づくしです。
それでも外食することを考えたら安いもの。
あとは、北海道の生きた毛ガニ、特大のいけすの車えび、活きてるホタテガイ。
場外に移動してからは、松村商店で風味豊かな最高級の鰹節、丸家寿で料亭用のハモの冷凍すり身、鳥上商店で蔵王鴨、角山本店で生麩、ベジタブル石橋で福井の里芋などなどゲット。
生麩は、羽子板の形をしたものや手毬の形をしたものなどの詰め合わせで、お雑煮の彩りにちょうどよいです。
ここまで来ないとこういうものは手には入りませんね。
さすがに場内寿司で食べるパワーは残っておらず帰りましたが、
次回はクール宅急便にして、帰りはお向かいにある聖路加ガーデンの展望レストラン「ルーク」か銀座でランチして帰るなんてプランはどうかしらと思いました。
ブログランキングに参加しています☆

クッキングサロンエリゼのホームページはこちら
スポンサーサイト