9月新作コースは、作り方がシンプルながらかなり美味しく本格的なイタリアン。
前菜1品目は「カプレーゼの冷製スープ仕立て」

カプレーゼはトマト、モッツァレラ、バジルを切り並べ、EVオリーブオイルと塩、こしょうをふったものですが、単なるカプレーゼではありきたりなので、冷え冷えのスープにしました。食べるとカプレーゼそのもの。でも触感が違うので面白い。爽やか~で、体の中からスッキリと美しく冴えわたるような食後感です。
「美味し~い」と生徒さん。ヘルシー&ビューティーな一品。
前菜2品目は「本格カルボナーラ トリュフ風味」

一口食べたら、高級感を感じるカルボナーラです。
濃厚でありながらくどさがありません。
日本では、ベーコン、生クリーム、卵黄のちょっとくどいパスタのイメージで、苦手な方もいますが、
それは日本バージョン。
本場のやり方、塩漬け豚のパンチェッタ、パルミジャーノレジアーノのすりおろし、卵で作ります。
「カルボナーラ」とはイタリア語で炭焼き職人の意。炭焼き職人の手からはらはら落ちる炭のように、
たっぷりと黒コショウをふりかけましょう。
最後にかぐわしい白トリュフオイルをかけて。
「高級な味がする~」と生徒さん。
メインは「すずきの香草焼き 焦がしバターソース」

50cmの大きなすずきにたっぷり香草オイルをかけてオーブンで焼く香草焼き。
これだけだと、さっぱりしすぎて、味的に物足りないので、
松の実入り焦がしバターソースをジュッとかけていただきます。
焦がしてあるので、油っぽさがなく、全体の仕上がりが香ばしく、リッチなお味になります。
お魚のまわりに配した、ブロッコリーやカリフラワーにもソースはとてもよく合っています。
松の実がほっくりと美味しいこと。
お魚料理ってどこか物足りなく、お肉も別途用意したりしますが、この料理の場合、
とても満足度が高いので、お肉がほしいとは思いません。
デザートは「グレープフルーツの果実入りジェラティーナ&グラニータ2層仕立て」

グレープフルーツのジェラティーナ、果実、グラニータ3種それぞれの触感とお味でお口のなかでマリアージュします。爽やか、さっぱり、そしてグレープフルーツの香りが立って。
グレープフルーツからほろ苦さを取り除き、美味しい味と香りだけが凝縮されたデザートになっています。
グレープフルーツは滑らかなシャーベットではなく、ざくざくとしたグラニータ仕立てにするのが合います。
グラニータをザクッとすくうと、果実を含んだ濃縮ふるるんゼリーが一緒にスプーンに載ってきて、3様の味わいがお口のなかで混じり合い、広がります。幸せな瞬間ですね。
イタリアンは美味しくて、作るのも簡単。大好きです。
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