恵比寿のシャトーレストラン、1階のほうの2つ星、「ラ・ターブル・ドゥ・ジョエル・ロビュション」で生徒さんたちとお食事会をしました。
美味しくて、案外リーズナブル、というと思いつくのがこのレストランです。
2年前、パリの同窓会で伺い、料理のレベルの高さと良心的な価格設定に感動し、いつか会食で使わせていただこうと思っていました。今回期待に応えてくれました!全品美味しかったです。
2階にある3つ星「ジョエル・ロビュション」は、とてもお高いけれども(私が日本で行ったレストランの中では1番高い)、1階は同じジョエル・ロビュションといえど、敷居が案外高くなく、マダムランチにぴったり。2階に比べカジュアルとされていますが、日本の他の上質フレンチレストランと比べても、十分丁寧な仕事をしている、味よし、インテリアよしの立派なレストランです。サービスも感じよくてよかった。
お外で食べるときは、やはり、家では面倒で作れない、手の込んだものが食べたいものですよね。
まず最初のアミューズは、ウナギとフォアグラのテリーヌ。

燻香をつけた生クリームのソースが、全体をマイルドにまとめて、非常に美味しかったです。量的にもちょうどよく、とても上品で贅沢なアミューズ。一気に幸せ気分になりました。生徒さんもくちぐちに「美味しーい!」
前菜1品目は、帆立と、ういきょう、トマト、ズッキーニ、ミニ大根、ルビーオニオンなどの野菜の冷たい前菜。

ガラスに盛られた涼しげな野菜たちは、生だったり、それぞれが別々の火入れ、味付けがされているもの。カリフラワーのソースとカレー風味のオリーブオイルのソースが全体を優しく、美味しく、まとめています。なんて夏らしい、涼やかな前菜でしょう。抽象画のような一皿。
前菜2品目は、サラダ菜のスープ カプチーノ仕立て。

サラダ菜の爽やかな緑とクレソンのトッピングが夏を演出。温かいスープですが夏を感じました。蟹の旨味とシャンピニオンの香りで高級感のある味わいになっています。外は猛暑といえど、快適な室温の素敵なインテリアの中で、美味なるスープをいただくって、贅沢。
メインは5つのチョイスの中から、全員一致して頼んだ、シャラン鴨。

真空調理したのち、表面を焼いた鴨はちょうどよいロゼの焼き具合。
さすがは、フランスのシャラン鴨。鴨自体がとても美味しいのです。脂っこくないのに、ぱさぱさしていず、味があります。良い環境で育ったのがわかるお肉です。お肉の上下にフォアグラが添えられ、両方を一緒にお口に入れると、もう、ちょうどよい求めているお味です。鴨のジュで作ったソースや、チェリーのソースを絡めていただきます。
デザートは3種塁からのチョイスで、私は、ライムとグレープフルーツのジュレにミントのソルベ、マスカルポーネとフロマージュブランのグラス仕立てを頼みました。

美しい飴細工も飾られ,とても涼しげ。さっぱりしていて、夏にぴったりなデザート。
最後までとても美味しく、ランチとして量的にもちょうどよかったです。
ダブルエスプレッソをいただいて、おしゃべりも弾み、すっかり長居してしまいました。
ワインは、フランス南西の白、イルレギーを注文。「フルーティーで、それでいて甘くなく、さっぱりしているけれども、ふくよか、そしてリーズナブルなもの」というわがままな注文に対して、ソムリエさんがぴったりなものを選んでくれましたし、本当に今日は満足。生徒さんたちもとても喜んでくれて、「また友達と来る」と、すっかり気に入っていました。
間違いなく美味しいものがぶれずに出てくる、安心して人を連れていけるレストラン。
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