彩り豊かなまぐろのタルタルの前菜はじめ、旬の果物や野菜を使ったさっぱり爽やか系フレンチが、6月~7月のエリゼ新作コース。
食欲の落ちるこの季節でも、美味しくて、ビタミン類がたっぷり。
疲れがとれ、体の中から元気に美しくなるレシピをそろえました。
前菜1品目は、「まぐろのタルタル 庭園風」

バルサミコソースであえたタルタルのてっぺんには、パルミジャーノのチュイルをトッピング。
まぐろに絡んだ完熟アボカドがまったりしながらも、さわやか。
まわりには、ハーブやレモンの皮、トマトの種を散らし、味のアクセントとなる黒オリーブソースを添えました。
タルタルとこれらをお口のなかで合わせながらいただきます。
冷やした白ワインがよく合います!
「おうちでこんな素敵なフレンチが食べられるなんて」と生徒さん。
前菜2品目は、「かぼちゃのヴィシソワーズ」

かぼちゃというと冬のイメージを持つ方も多いかと思いますが、日本のかぼちゃの旬は夏。
少し前は沖縄かぼちゃが旬でしたが、今は鹿児島産のものが出ています。
旬のかぼちゃには、免疫力を高めるカロチン、冷えから体を守るビタミンEが豊富。
夏風邪、冷房による冷えから守ってくれ、美肌効果もあります。
ほっくりと甘くて美味しいスープは意外にもさっぱり。
裏ごしして滑らかにしたスープの表面にかけた生クリームを混ぜていただくと、
ちょうとよいコクとまろやかさがお口に広がり、幸せ気分になります。
「美味しい」と生徒さんからの声。このスープならかぼちゃ嫌いな方でも召し上がれますよ。
メインは「低温調理柔らかローストポーク」

お肉にストレスをなるべく与えない低温調理が今のローストを焼く方法のトレンド。
じっくり火を通したブランド豚の肩ロースはちょうどよいピンクの柔らか仕上げです。
焼く時に利用した野菜や焼いたときに出てきた肉汁、そして数種のスパイスを入れたソースと、
熟成したバルサミコのソースを2種添えました。
「豪華~!」「柔らかくてさっぱりしている」との声。
旬のイチジクも添え、食が進みます。
デザートは「桃のコンポート 桃ジュレとバニラアイス添え」

エスコフィエがオペラ歌手メルバのために考案したピーチメルバは、桃のコンポートにバニラアイスとフランボワーズソースを添えたもの。
フランボワーズソースではなく、コンポートの白ワインスープをジュレにしたものを添えました。
桃の皮を入れることによって美しいピンク色に染まったジュレはバニラビーンズやミントも香り、美味かつ涼やか。
最近はなかなか完熟桃は手に入らず、この桃も固めでしたが、コンポートすることによってとろけるように柔らかくジューシーに。
しかも冷え冷えですので、下に入れた溶けかかりのバニラアイスと絡めて食べると絶品です!
「千疋屋さんのデザートみたい」「おうちでこれが出てくるのはすごい」との声が生徒さんから。
桃の季節ならではの旬のデザート、桃の魅力が120%あふれています。
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