ハロウィーンも終わり、11月に入るとクリスマス、年末が気になってきます。
今年もあと残りわずか。そろそろクリスマスの準備に向けて動き出しましょう。
というわけで、今月の料理教室はクリスマスメニュー。
メインは・・・クリスマスといえばコレが食べたくなりますね。そう、、ローストビーフです。
でもタダモノではありませんよ!
素材には和牛フィレを使い、レストランのスチームコンベクション代わりに炊飯器を利用。
真空低温調理法による、ぽたぽたっと柔らかくて美しいロゼ色に仕上げる方法を伝授いたします。
この方法を使うと、失敗せずにいつも同じ完璧な仕上がりができるので重宝ですよ。
今月は前菜もとっても贅沢。
まず1品目は「アワビのソテー 2種ソース添え」

刺身用アワビをバターソテーし、肝ソース&野菜のフォンが出たソースを添えています。
貝殻が美しい虹色をしているので器に使いました。
アワビの肝ソースは見た目はちょっとですが、数ある肝のなかでも、最も美味しくて上品な旨味があります。
肝ソースはソテーの下に敷いています。濃厚なので、さっぱり系の野菜ソースも添えました。
2品目は「カリフラワーのムース グリーンソースとイクラ添え」

前々から、クリスマスにはムースとスープの2層の前菜を作ろうと思っていました。
ムースには今が旬、冬野菜のカリフラワー。
カリフラワーってサラダとかだとあまり美味しくないし、使わない人が多いのではないでしょうか。
でも、スープやムースにすると、とーっても美味しくなるんです!
雪をイメージしたカリフラワーのふわふわムースの上に、グリーンピースのソースとイクラを載せて、クリスマスカラーを演出しました。
ムースには隠し味を忍ばせ、全体の味のバランスを考えてあります。
主役の「和牛フィレローストビーフ じゃがいものクリーミーピュレ添え」

かなり画期的な方法で、どなたでも安心してロゼの焼き具合を堪能していただけます。
これだけロゼなのに、血の滴りが一切ありません。肉がとても落ち着いた状態になっています。
肉汁と野菜の旨味がつまったグレイビーソースをかけて召し上がれ。
もっともっと食べたくなる、レストランで出てくるじゃがいものとってもクリーミーな口当たりのピュレをつけ合わせにしています。
最後、デザートは皆が大好き、「クレームブリュレ」

ブリュレとは「焼いた」という意味のフランス語。
なかはトロトロ、表面は薄く砂糖を焦がしたバリバリ。
シンプルに、この落差を楽しむデザートです。
砂糖はフランスの祖糖カソナードを使っており、焼くとラム酒の香りが。バニラビーンズも香ります。
おうちレストラン気分で一足早いクリスマスディナーを味わってくださいね。
ブログランキングに参加しています☆

クッキングサロンエリゼのホームページはこちら
スポンサーサイト