ここ数カ月のマイブームは、朝のグリーンスムージー。
もはや、マイブームに終わらず、一生の習慣として定着しそうです。
厚生労働省による食事摂取基準を満たす量は、野菜は1日350g、果物は200g(可食部150g)
これを毎日摂取するというのはなかなか、難しいですよね。
まずは、朝、ミキサーで簡単にできるスムージーで半分くらいは摂ってしまいましょう。
習慣にするには、美味しくなければ、長続きしません。
最近、生徒さんにもよく教えてくださいと言われる、私が毎朝飲んでいるグリーンスムージーの作り方をご紹介いたしますね。

必ず入れるのは、パイナップル、バナナ、リンゴ、小松菜、セロリ、玉ねぎ、人参、ピーマンかパプリカ。
あとは、日により、キウイ、ブルーベリー、カシス、みかん、、いちご、パッションフルーツなどの果物や、
大葉、バジル、パセリなどの香草、かぶの葉などの野菜を入れ、10種類以上になるようにして入れています。
そして果物、野菜を入れたあとに、レモン汁、蜂蜜、水を加え、ミキサーを回しています。
パイナップルと、バナナはちょうどよく熟したときに、一口大にカットして保存袋に入れ、
冷凍して常備しています。
パイナップルは濃厚なお味なので、むいて一気に食べるのは大変ですが、このように冷凍しておきますと、スムージー以外にも、お風呂上がりのちょっとした冷たいシャーベットのような感じで気軽に楽しめますよ。スムージーの実のご利用の場合、パイナップルの中心にある芯の部分はカットせずに、お使いくださいね。ミキサーにかけますと、全然問題ないですし、食物繊維ですから。
また、バナナは持ちが悪く、黒いシュガースポットが現れたら、すぐ食べきらなければならないので、やはり、冷凍しておきますと、腐らせることがないですし、すぐスムージーに使え、とても便利です。
どちらも食物繊維の豊富さから、整腸作用がありますし、パイナップルはビタミンCが豊富で、バナナはすぐエネルギーになり朝食向きであるとともに、ビタミン、ミネラルが豊富。どちらも、高い抗酸化力を持っています。
リンゴは青い王林がさっぱりしていて、私はスムージーには好んで使っています。
カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維、ビタミンCなどの栄養が豊富で「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」とい言われるほど。ポリフェノールの1種のプロシアニンなどによる抗酸化作用、老化防止作用が期待されています。
小松菜は、近くの自然食料品店で入手している、有機のもの。
これを野菜の酵素が活性化する50℃洗いをして、ざくざく切って使います。
カロテン、カルシウムが豊富で、特にカルシウムはほうれん草の3倍以上含まれます。
そして、ほうれん草のようなあく抜きの必要がなく、ジュース向きです。
セロリは葉や葉先の調理に使いにくい部分を使います。
セロリの葉を捨てる人がいるのは、実にもったいないことです。
カロテンは、茎よりも葉の方に多く含まれているんですよ。
かといって、なかなか利用法がないですよね。独特の癖がありますから。
佃煮ばかり作るわけにもいかないし。
でも、このスムージーに入れますと、美味しく飲めますよ。
ビタミンB、C、ミネラル、食物繊維が豊富。
アピインという独特の香りを持つ精油成分は、精神を安定させるので、
イライラを防ぎ、勉強の集中力を高め、不眠に効果があるといわれています。
玉ねぎを切る時の涙の原因、硫化アリルは、エネルギー代謝に関与するビタミンB1の吸収を促進して、新陳代謝を改善し、疲労回復に効果があります。また、コレステロールの代謝を促し、血液をサラサラにする効果が望めますが、加熱しますと硫化アリルは糖度の高いプロピルメルカプタンに変化してしまいますので、サラサラ効果を期待するなら生食がおすすめです。
生食はピリッとするので、苦手という方にも、このグリーンスムージーですと、
果物の美味しさでカバーされ、かすかにしか感じませんので、大丈夫ですよ。
赤玉ねぎですと、さらにアントシアニンが含まれ、ピリッとしにくいので私はこちらを好んで使っています。
人参も有機のものの場合は、よく洗って皮ごと入れます。
皮に最も栄養がありますからね。
カロテンという言葉は、キャロットからきているほど、カロテンが豊富です。
免疫力を高め、皮膚・粘膜を強くし、癌・心臓病・動脈硬化に効果があるといわれています。
有機でないものの場合でも、ごくごく薄くピーラーで皮をむきます。
人参は出荷の段階で、きれいに洗われていて、薄皮やひげ根は処理されています。
ピーマンや、パプリカも常備野菜です。ビタミンC、カロテンが豊富。赤いものがやはり、カロテンが多いので、なるべく赤ピーマン、赤パプリカを使います。緑ピーマンの場合は、苦味が出ますので、入れすぎに注意します。半個ぐらい。これらも生はなかなか食べにくい野菜ですが、グリーンスムージーに入ると、あら、不思議、美味しい。
他フルーツはそれは、入れれば入れるほど美味しくなりますが、入れすぎると野菜が入らなくなりますので、
適宜プラスアルファーします。パッションフルーツは特にお薦めです。プチプチした種の食感とあふれる酸味がたまりません。
大葉、バジルなどの香草は、アクセント程度に。
レモン汁は、毎朝搾っていれるのはいやになると思いますので、
イタリア、シチリア産の有機レモンの瓶物を使用。
レモン汁を入れるのは、人参にあるビタミンCを酸化するアスコルビナーゼという酵素を抑制するためと、風味のためです。
蜂蜜は、飲みやすくするため、美容のため。水はミキサーを回し、飲み物としてちょうどよい濃度にするためです。
ミキサーに入れる手順は以下です。
①リンゴ半個のざく切りを入れる。
②パイナップルの冷凍一つかみ、バナナの冷凍半つかみ程度入れる。
③他フルーツ入れるなら適宜入れる。
④人参のざく切り、小1/2本、大1/4本入れる。
⑤セロリの葉先部分のざく切りを1~2本分入れる。
⑥玉ねぎ1/4個分のざく切り入れる。
⑦パプリカ1/2個のざく切りを入れる。
⑧小松菜半束を入れる。
⑨香草など他野菜を入れるなら入れる。
⑩レモン汁、蜂蜜、水を適宜加える。
⑪ミキサーを回す。
うちのミキサーの場合、小松菜が途中で入りきらなくなるので、
小松菜少々いれた段階でレモン汁適宜、蜂蜜、水を加え、ミキサーを回します。
すると、野菜のかさが減って、スペースができますので、ここでさらに残りの小松菜やその他野菜を入れて、
スプーンでかき混ぜ、再度回します。これで、ミキサーの容量めいっぱいのスムージーの出来上がり。
大きなガラスマグ3杯できます。普通のコップなら4~5杯。
パイナップルやバナナはカット冷凍してありますし、小松菜は50℃洗いをして水気をふきとり、タッパーに入れてあり、他野菜・果物をざくざく切るだけですので、朝の忙しいときでも、5、6分で作れてしまいますよ。
最後に氷を3つ4つ浮かべていただきます。
飲むというよりは、噛むようにしてから飲みます。
よーく、おくちのアミラーゼと混ぜてからいただきましょうね。
美食、というわけではありませんが、美味しいです。
飲んだ直後から、身体にしみわたるような感覚があり、
体の内側からリフレッシュします。。
だんだん氷が溶けてきて、濃度が薄まってくるのも美味しいんです。
食物繊維がたっぷりのせいか、お腹がいっぱいになり、これだけで朝ごはんになってしまうこともあります。
前夜食べすぎたときなどは、これ1杯でOKだと思いますよ。
前夜が普通なら、これにプラス、納豆ごはん、ヨーグルトを食べたら、完璧朝ごはんですね。
グリーンスムージーのなかに、ヨーグルトも、きな粉も、ゴマもと入れて、
1杯で全部すまそうというのは、私はあまりお薦めいたしません。
何でもかんでも入れますと、美味しくなくなり、長続きしないですよ。
グリーンスムージーではあくまでも、野菜と果物のさわやかな美味しさを堪能してくださいませ。
最近、お肌の調子がよいような気がするのは、このグリーンスムージーのおかげかな~と思っています。
よかったらお試しくださいね。慣れるまでは果物多めから。
美と健康を目指しましょう。
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